地かつら老田

「地かつら」の素晴らしさを現代に伝えると共に「かつら岡米」の技術を守り続ける

「岡米かつら」 一覧

戦後の復興 その3

それから、自然のかつら、劇場用でないかつらは岡米という評判となり、当時の映画スタ ...

戦後の復興 その2

昭和三十六年には、大津の蝉丸神社から移した毛塚塔も完成。東京で髪の毛に関する神社 ...

戦後の復興 その1

復興の槌音が鳴り始めた頃、借りていた”ゑり治”さんの土地が他人の手に渡っていまし ...

太平洋戦争勃発

 第一次世界大戦を経て、昭和十六年、太平洋戦争が勃発しました。  あれほど栄えた ...

ネットの開発 その4

立役の大矢市次郎先生に私が「新派の仕事を辞めたので、親父は怒っているかもしれませ ...

ネットの開発 その3

新しいネットのかつらを考案してしばらく後の昭和八年、銀座のお店が火事にあってしま ...

ネットの開発 その2

さらに、かつらに求められることは自然感だけではありません。耐久力や実用性にも優れ ...

ネットの開発 その1

浅草と銀座を往復する忙しい状況が続く中、平和博覧会に出品したものよりさらに新しい ...

銀座へ進出

 私は、子供の頃から銀座が大好きでした。街には、新しいもの、舶来の品が豊富に並び ...

平和博覧会

関東大震災から心機一転、新たなかつら造りに励んでいた大正末期、上野・池之端で開か ...